サイノモリライフ

山と暮らしのこと

2018年8月4日【唐松岳】ナイトハイク

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今までにも何回か登っている唐松岳

初めてのテント泊が雨で大変だった、思い出深い山でもあります。


リフトやゴンドラを乗り継ぎ

八方池山荘から唐松岳へ歩き出すのですが

今回はリフトやゴンドラを使わずに歩いて八方池山荘に向かいます。


リフトの運行時間に左右されないので

山行の時間は自由に設定が可能です。

ならば夜から歩き出して、

日の出を見ようという計画にする事にしました。

 

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黒菱の駐車場から管理用道路と散策路を登って八方池山荘へ。

白馬村の夜景が一望できます。

 

八方池山荘の表の扉は開いていたので、登山届をポストに入れる事も出来ました。

トイレを済ませて出発です。

 

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最近のヘッドライトはとても明るいので、夜道もほぼ昼間と同様に歩けます。

月明かりもあり、整備もしっかりとされている登山道というのも歩きやすかったのだと思います。

それでもつまづいて怪我をするのは避けたいので、

慎重にゆっくりのペースで進みます。

 

気温は19℃、涼しいというよりじっとしていると冷えるので

ゆっくり歩いて程よく体が暖まると丁度良いです。


月明かりでうっすら周りの山も見えますが

ほぼ見えないも同然なので、写真も取らず足元に注意して先に進みます。

 

 

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東の空が少し明るく赤みも出始めた頃に唐松岳頂上山荘に到着。

日の出まで1時間程ありますが

小屋泊まりの方や、同じく夜歩いてきた方が唐松岳頂上を目指し歩き始めています。


頂上までは20分程。

日の出を見るのには丁度よい時間なので

そのまま歩き続け、無事に頂上に到着。


稜線上や頂上は風がありさらに寒く、下はレインウェアを履き

上はダウンを着て更にPatagoniaのフーディニを着ましたが、体が冷える。

なかなかの寒さでした。


寒いので動き回って写真を撮ったりしていましたが

一通り写真も撮り終えたので、座ってじっと待っていると…

 

陽が昇り始めました。

 

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頂上にいる皆がそれぞれ写真を撮ったり、じっと眺めたり。

 

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雲がかかっているおかげで、幻想的な日の出を見ることができました。

 

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予定では唐松岳頂上山荘の前でご飯を食べて

山荘前でひと寝入りしてから下山の予定でしたが、とにかく寒い。

 

山荘に遮られて陽も当たらないので寒いです。

カップラーメンと白飯の朝食を予定通り食べ、

仮眠のため目をつぶりましたが10分程でギブアップ。寒くて眠れない。

 

CRAZY CREEKの座椅子に座り

Cocoonのトラベルシーツにくるまりながら寝ましたが寒かった。

もちろんダウンは頂上からそのまま着ています。

 

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幸いにも10分目を閉じただけでしたが

意外とスッキリとしていたので下山することに。

 

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さすがに陽の当たる場所は暖かくてほっとしましたが

30分程歩いたらもう暑い。

風もなくなり、さっきの寒さが嘘のよう。

半袖になって下山します。

 

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雲もなくて迫力ある山並みがよく見えます。

八方池が見えてきて気づきました。


そう、風も無くて雲がないということは

池に映る白馬三山が撮れるかも!

先を急いで八方池に向かいます。

 

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予想的中!

 

今まで登った時には、雲がかかっていたり風で水面がゆれて

ここまできれいな逆さ三山は見た事がありません。

上で眠れず早々の下山となりましたが報われました。

 

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とてもきれいなので多くの方が写真に収めていました。

 

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八方池も充分堪能したので下ります。

リフトも動き出しているのでだいぶ混み合っていますが

八方池から下は広い登山道となりますので

渋滞もなくスムーズに下る事ができました。

 

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木道ではすれ違いもスムーズだったので

暑さしのぎに傘をさして。

日陰は涼しい日でしたので、傘の日陰でも涼しく快適に。

 

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まだまだ余裕があったので、下りもリフトを使わずに歩き

無事に黒菱の駐車場に到着です。


今までに何回も登っている唐松岳ですが

ここまで天気にも恵まれる山行も珍しい程に良い天気で

記憶に残る1日となりました。

 

 

 

 ⚠︎ご注意下さい 

暗い中での歩行には、

ケガや道迷い等の遭難、熊等の動物との遭遇のリスクが高まります。

当ブログでも一切の責任は負いませんのでご了承下さい。