サイノモリライフ

山と暮らしのこと

これまでの中で1番の長き行程。【小谷村BC ロングルート】前編

スポンサーリンク

f:id:sainomori:20190216203101j:image

小雪舞う朝でありましたが、予報では回復する予定。

たまたまご縁のあった

スキーヤーテレマーカースノーボーダーが集まったこの日。

この道の熟練者様達と行動を共にし、小谷村の森の中へ行ってきました。


一昨日の晩と昨晩からもチラチラと降雪があり

スタート地点でも50cmを超える雪。

気温も低く雪もサラサラ。これは期待できます。

 

f:id:sainomori:20190216203156j:image

先行者のトレースをお借りし登り上げて行きます。


途中で先行者に追いつきラッセル交代。

以前のトレースがうっすら残っているとはいえ

その上に積もった雪が30~40cm。

 

軽い雪でスプリットでもググッと沈む深い雪でしたが

熟練者様達は慣れっこですので

歩みははゆるむことなく、淡々と同じペースで登り上げます。


ラッセルを交代し、先頭を行きましたが

気を抜くとスプリットでも先端が沈んで潜ってしまうほど深い。

雪が軽いとはいえ大変でありました。

 

f:id:sainomori:20190216203349j:image

皆でラッセルを交代し、2時間30分ほどでピークへ。

途中休憩は1回でしたでしょうか。

 

記憶が曖昧ではありますがそれもそのはず、

以前ツアーで同じコースを登ったことがあったのですが

その時には2回の休憩を入れて

4時間ほどかけてピークに辿り着いておりました。

 

さすがに熟練者様達のペースは違います。

それでも歩くペースがとても速い訳ではなく

一定のスピードで淡々と歩んでいくので、

ハードではありますが、バテてしまうということがない歩みでした。

とても勉強になります。

 

f:id:sainomori:20190216203423j:image

ピーク付近はガスで視界なし。

滑る斜面は樹林帯ですので問題なし。

 

滑る場所の注意点をリーダーより聞き

滑走準備をしてリーダーから滑走していきます。

ツアーで滑った斜面とはまた別の斜面ですので楽しみであります。

 

無線でかなり深いとの連絡を受け、胸が高まります。

自分の番になりいざ滑走。

ターンをする度に

自分の滑った雪煙で前が全く見えなくなります。

やはり上部はさらに深く軽い雪。

 

視界も悪いので減速しつつも

ノートラックの樹林帯、標高差250mほどを一気に滑り下ります。


あまりの滑り心地の良さに

リグループポイントを越えてしまったのではと不安になりましたが

遠くにメンバーを発見。安堵をしつつリグループ。

 

滑り重視で滑走写真はなし。

ここから登り返しです。

f:id:sainomori:20190216205406j:image


(後編へつづく)