これまでの中で1番の長き行程。【小谷村BC ロングルート】前編
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小雪舞う朝でありましたが、予報では回復する予定。
たまたまご縁のあった
この道の熟練者様達と行動を共にし、小谷村の森の中へ行ってきました。
一昨日の晩と昨晩からもチラチラと降雪があり
スタート地点でも50cmを超える雪。
気温も低く雪もサラサラ。これは期待できます。
先行者のトレースをお借りし登り上げて行きます。
以前のトレースがうっすら残っているとはいえ
その上に積もった雪が30~40cm。
軽い雪でスプリットでもググッと沈む深い雪でしたが
熟練者様達は慣れっこですので
歩みははゆるむことなく、淡々と同じペースで登り上げます。
ラッセルを交代し、先頭を行きましたが
気を抜くとスプリットでも先端が沈んで潜ってしまうほど深い。
雪が軽いとはいえ大変でありました。
皆でラッセルを交代し、2時間30分ほどでピークへ。
途中休憩は1回でしたでしょうか。
記憶が曖昧ではありますがそれもそのはず、
以前ツアーで同じコースを登ったことがあったのですが
その時には2回の休憩を入れて
4時間ほどかけてピークに辿り着いておりました。
さすがに熟練者様達のペースは違います。
それでも歩くペースがとても速い訳ではなく
一定のスピードで淡々と歩んでいくので、
ハードではありますが、バテてしまうということがない歩みでした。
とても勉強になります。
ピーク付近はガスで視界なし。
滑る斜面は樹林帯ですので問題なし。
滑る場所の注意点をリーダーより聞き
滑走準備をしてリーダーから滑走していきます。
ツアーで滑った斜面とはまた別の斜面ですので楽しみであります。
無線でかなり深いとの連絡を受け、胸が高まります。
自分の番になりいざ滑走。
ターンをする度に
自分の滑った雪煙で前が全く見えなくなります。
やはり上部はさらに深く軽い雪。
視界も悪いので減速しつつも
ノートラックの樹林帯、標高差250mほどを一気に滑り下ります。
あまりの滑り心地の良さに
リグループポイントを越えてしまったのではと不安になりましたが
遠くにメンバーを発見。安堵をしつつリグループ。
滑り重視で滑走写真はなし。
ここから登り返しです。
(後編へつづく)