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【山岳遭難対策制度™ jRO(日本山岳救助機構)】捜索救助費用の補てん金額、増額

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登山や山へ滑りに行く際の万が一を考えて

山岳保険に入っています。


自分の入っているのが

「jRO(日本山岳救助機構)」ジローです。

正確には保険や共済ではなく、

会員の相互扶助によってなりたっている会員制度となります。


会員の誰かが遭難した場合

その費用を会員全員で負担するというシステムになっており

入会金¥2,000+年会費¥2,000に

実際に支払った捜索救助費用の総額を

会員の人数で割った金額の事後分担金がプラスされます。


入会金は初年度のみ。

その後は年会費¥2,000+事後分担金となりますので

これまでの年会費は、¥2,500から¥3,000の間だったでしょうか。

月額にすると、とても負担の少ない金額です。


本年度まで

捜索救助費用補てん金額が330万円が上限だったのですが

2019年4月1日より550万円まで補てんされるよう規約が改正されました。


近年、捜索救助費用が高額化の傾向があり

330万円でおさまらないケースもあるようですので

今回の改正でそういったことも少なくなりそうです。


事後分担金の増額金額も

100円しない程度になる試算となるようです。


何事もなく家に帰ることが何よりではありますが

万が一の際、救助していただいた際の費用負担や

残された家族への金銭的負担を考えると

個々の負担は少ないので、有難い改正ですね。

www.sangakujro.com