コトを減らす【スローライフのために「しないこと」】
スポンサーリンク
モノを減らしはじめてから
探しものが減り、収納方法を考慮することも減り
生活のしやすさを実感しています。
この本は、モノからは少し離れて「コト」のこと。
スローライフのためにと書かれていますが
「しないこと」はモノを減らすことにも通じることになり
シンプルな生活にも通じます。
本書では、
モノもコトも現代人は「過剰」。
空間に「モノ」をたくさん詰め込みすぎているように
一定の時間にたくさんのすること、「コト」を詰め込んでいると。
「モノを減らす」=「空間の整理」
「しないこと」=「時間の整理」
に置き換えて考えられています。
モノを減らすことは
限りある空間(家や部屋)から
いかにモノを減らして、心地よい空間をつくりだす知恵。
コトを減らすということは
限りある時間から、やることを減らして
快適な時間を過ごす知恵。
たしかに、自分を振り返ってみても、
「あれしなきゃ」「これしなきゃ」とたくさん詰め込んでいます。
詰め込んだ「コト」をこなしたとしても
新しい「コト」が増え、結果時間に追われる毎日に。
過剰という問題を解決するにはどうすればいいか。そう、答えは引き算にあり。空間であれ、時間であれ、整理の基本は、溜め込みすぎたクラッターとしてのモノやコトを、いかに削減するか、だ。
クラッター : 一定の空間の中に、あまりに多くのモノが詰まっていて、もうこれ以上入りきらないという状態。
「モノ」を減らし始めて数年となりますが
「コト」を減らすなんて、考えてもみませんでした。
まずは本書でも提案している「しないこと」リスト作りから。
「コト」を減らす引き算も上手になりたいものです。
「モノ」といっしょに、「コト」も減れば
心地よい空間で快適な時間を過ごせる。
そんなことに気づかせてくれた一冊でした。