サイノモリライフ

山と暮らしのこと

針ノ木岳、雪渓歩きにはアイゼンを使うのがおすすめです

スポンサーリンク

先日登った針ノ木岳

sainomori.hatenablog.com

f:id:sainomori:20210812104207j:image

日本三大雪渓のひとつとして有名な

「針ノ木大雪渓」があります。

 

滑りやすい雪渓を安全に歩行するには

アイゼンが必需品です。

 

今回使用した軽アイゼン

f:id:sainomori:20210812103952j:image

「VARGO TITANIUM POCKET CLEATS」

「バーゴ チタニウムポケットクリート」といいます。

f:id:sainomori:20210812103958j:image

チタン製で軽くてコンパクト

トレランシューズへのフィッティングも良いので

おすすめしたかったのですが

2021年8月現在、どうやら廃盤となってしまったようで

本国のホームページでも販売はされていませんでした。

 

現在VARGOではこちらのV3ポケットクリート

販売されていました。

軽くコンパクト

トレランシューズを履いている方にはおすすめです。

 

  • 雪渓歩きにアイゼンを使って良かったところ

「 雪渓上で滑りにくい」

アイゼンの爪があるとないではえらい違いです。

なだらかなところではアイゼンがなくても進めそうですが

急斜面になるとアイゼンをつけていても滑る場所がありました。

アイゼンをつけていなかったら進むのに大変苦労したと思います。

 

「滑りにくいということは転びにくい」

アイゼンをつけていても滑ることが稀にありましたが

今回は幸い転ぶことはなかったです。

アイゼンの爪が雪面に引っかかり、転びそうになっても

足を踏ん張ることができました。

 

「転ばない安心感があるから余裕を持って歩ける」

滑らず安定するので、雪渓上のほとんどは

常歩く時と変わらない感覚で歩けると思います。

足元に気を取られない分、落石に注意したり

雪渓上の安全なルートを見失わなかったり

景色を眺めたりといった余裕も生まれます。

 

雪渓歩きにアイゼンを使って良くなかったところ

「まったくない」

アイゼンを使ったメリットこそあれ

デメリットはまったくなかったです。

足元が滑らない安心感は何ものにも変えがたいと思います。

 

まとめ

アイゼンは頻繁に使う道具ではないので

購入するには…

装着が煩わしい…

といったことはあるかとは思いますが

ドキドキ、ヒヤヒヤしながら登って滑り

転倒したり怪我をしたりといったリスクが

少なくなることを考えると

ぜひ使用していただきたいアイテムです。

 

軽アイゼンは

軽量でコンパクトな4本爪タイプもありますが

夏シーズンの大雪渓でも6本爪以上のものがあると

安心して使用することができるのでおすすめです。

 

また、購入するほどで使用しないという方には

レンタルもあります。

 

どちらも、

装着方法とサイズのチェックをお忘れずに

ご自身の登山靴に合うアイゼンを見つけましょう。

 

楽しい登山にするためにも

アイゼンはぜひ使っていただきたいアイテムです。

 

by カエレバ
by カエレバ
by カエレバ

www.yamarent.com