サイノモリライフ

山と暮らしのこと

2018年7月13日 【常念岳】

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毎回休日の天気が良くなく、7月まできてしまいました。

今年は少し遅めですが、ようやくの一日中晴れの予報が出たので

夏山シーズンインです。

一ノ沢登山口から常念岳へと向かいました。

 

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連休前の金曜日なので、駐車場に止められるかどうかが気がかりで

少しでも早くと思い4時過ぎには到着。

10数台ほど止まっていましたが、それでもやはり平日という事で

まだまだ余裕がありました。

 
準備をして4時30分出発。

前日まで雨が続いていたので

山もしっとりとしていて涼しくて気持ちがいい。

久しぶりのこの清々しい空気間にテンションも上がります。

 

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一ノ沢ルートは駐車場から登山口まで舗装路を15分程歩きます。

登山口で登山届けを出してトイレと準備運動を済ませたらスタートです。


常念岳へは三年ぶり。

前回は初めての常念岳、常念小屋から常念岳頂上までがとても大変で

息も絶え絶えようやく頂上までたどり着いた状態でした。

今回はどうでしょうか。

今シーズン初の夏山なので、のんびりとしたペースで登ります。

 

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登山口をすぎしばらく行くと現れる

山の神で今回の山行の無事を願います。

 

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振り返ると雲海が広がりきれいです。

沢沿いの登山道のため、水のせせらぐ音と時折り身体に感じる沢からの風が涼しくて

快適に歩みが進みます。

 

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数メートル程の雪渓が残っていて、久しぶりの雪に歓喜したり

花の写真を撮ったりと楽しみながらも

同じペースで淡々と歩んできたため

順調に胸突八丁も超えてあっという間に最終水場へ。

 

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ここから常念小屋までは最後の急登です。

小屋まではすぐのはず、また淡々と歩みを進めます。

木々の間から青空が見え始め、稜線が近いことがわかります。

 

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近いことが分かると気分も上がり自然と歩みも早まり、8時30分常念小屋に到着しました。


遠くに槍ヶ岳も見えます。

ほんの少し肌寒く感じるほどの風が時折り吹きますが

涼しくて快適です。

思ったより早く到着したので、のんびり腹ごしらえをする事に。

 

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本日のメニューはカップラーメンと妻の握ってくれたおにぎり。

プチトマトにマーラカオ、珈琲もあります。

 

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1時間以上もゆっくりしてからようやく頂上に向かいます。

なだらかに見えますが実際はわりと急で、前回はここからがとてもきつく

なかなか足が進まなかったのですが、

しっかりご飯も食べ、ゆっくり過ごしてから頂上を目指し始めたので今回は快調です。

歩みも変わらず、休憩することもなく一気に頂上へ。

 

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着きました!

槍ヶ岳は薄く雲がかかっているものの

風で雲が流れ、たびたび顔を出してくれました。

撮影をしたり見渡せるの景色や槍ヶ岳の姿をたっぷり堪能して下山します。

 

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常念岳の頂上からの帰り道より見下ろす常念小屋。

前回来た時も思いましたが、この景色が大好きです。

青々とした山の中にぽつんとある常念小屋。

高度感もあるので、高い所まで来たんだなという事を実感します。

 

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下りも雲の中からたまに顔をだす槍ヶ岳をチラチラと横目で望みながら

後ろ髪を引かれる思いで下っていきます。


朝は掃除のため常念小屋が閉まっていたので、頂上からの帰りに立ち寄りました。

山へ来ると野菜であったり果物であったり、素材そのものがとても美味しく感じ

食べたくなります。

 

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果汁100%と見てしまっただけで

我慢できずに、安曇野特産フジリンゴジュースを頼みました。

 

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ガラスのグラスに入れていただき更に美味しそうです。

甘すぎず、さっぱりとした100%のリンゴジュースの味は

下山するのが嫌になりそうなほどに美味しかったです。

 

りんごジュースで元気も出たので、張り切って下山します。

 

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毎回下山は苦手でペースが落ちるのですが

この日は久しぶりの山行という事もあって

いつも以上にゆっくりのペースでした。

 

下山もまた淡々と下り、16時過ぎに駐車場に到着。

半日程時間をかけたのんびり山行でした。

 

今回は、意識して歩くペースを一定にし

1時間ほど歩いたら場所にこだわらず短い休憩を取って歩いていました。

長い休憩も取っていたので全行程トータルは時間がかかりましたが

登り自体は山と高原地図のコースタイムより早く

疲れもあまり感じなかったので良い歩きが出来ました。

 

さあ、これから夏シーズンが始まります。

 

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