雲の上の絶景【爺ヶ岳】2018.10.3
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雨続きの間に現れた快晴予報が、ようやく予報通りの快晴で
初めての爺ヶ岳へ。
朝も暗いうちに駐車場へ向かって車を走らせていると
駐車場の手前で鹿に遭遇。
動かないのでこちらも車も停止させて、しばし撮影タイム。
暗いうちに出てきた甲斐あって、
登山口目の前の駐車場が運良く1台だけ空いていたのが嬉しい誤算。
登山口へはもちろん近いほどいい。
準備をしてハイクスタート。
まずは登り上げますが、その後はなだらかな登りへ。
この辺りからの紅葉がきれいで、
前や後ろを振り返っては撮影をするのでなかなか前に進まない。
次第に雲やガスもなくなり青空に。ようやく種池山荘が見えてきた。
撮影しながらのんびりと歩いたお陰で
休憩らしい休憩を取らないまま種池山荘へ到着。
朝家を出るときに軽く食べたから本日2度目の朝食。
山荘に着いた頃には空は晴れ渡り、360度が正に絶景。
遠くには雲に浮かぶ八ヶ岳連峰と富士山も。
のんびりと休んだらお楽しみの稜線歩き。
まずは爺ヶ岳南峰まで。
前後左右で表情の違う山肌を見たり撮影したりと
見所がたくさんで、見飽きない。
さらに中峰へ。
予定ではこの後、来た道を帰る予定が
時間も早く、天気も良い、
なんといってもこの景色の中まだ歩きたいという事になり
この先の冷池山荘まで行く事に。
鹿島槍ヶ岳に続く途中にある冷池山荘までの道のりも
展望が良くてとても気持ちの良い登山道。
鹿島槍ヶ岳のピークも一瞬頭をよぎるも
明るいうちに下山をしたいので今回はここまで。冷池山荘に到着。
来年はぜひ鹿島槍ヶ岳まで歩きたい。
お湯を沸かし、アップルティーを飲み
景色を見ながらのんびりと。
充分に休み山荘を後に。
爺ヶ岳からは緩やかな下りだったので
帰りは緩やかに登り。
10月なので涼しいから良いけれど、真夏の晴天は大変そう。
爺ヶ岳まで登り返すと後は下るのみ。
ガスが出てきて、冷んやりとした秋の風が心地よい。
帰りもまた種池山荘で休憩。
山荘内に丁寧に書かれている手書きのコースタイム。
イメージしやすく描かれてる。
新越山荘方面も行ってみたい。
思いがけずに良かったのが、朝も登ってきた帰り道。
朝は陽が当たってなかったので暗かった山肌が
午後になり陽が当たるようになり、紅葉の彩りが朝よりも鮮やかで
赤、黄、緑の中にダケカンバの白い幹が浮き上がって見えたのがとても印象的。
紅葉を見るだけの為に、種池山荘まで行くのも良さそう。
紅葉地帯を過ぎてしまうと疲れも出てきて、淡々と下るのみ。
ようやく街並みも見えてきて
予定通り日暮れ前には下山して終了。
今までなんで来なかったんだろうというのが正直な感想の爺ヶ岳。
歩きやすい登山道にこの景観。稜線まで出れば北アルプスの山々を望め、
気持ちよく歩ける稜線も長く、また歩きたい道の1つになった今回の山行。
また来年も行こう。